【レビュー】スプリンターセル ブラックリスト 感想・評価

概要

2013年にUBIから出された6作品めのスプリンターセルシリーズ。ジャンルはステルスアクション。前作コンビクションとカオスセオリーの良さを合わせた形。

どんなゲームなの?

主人公のサム率いるフォースエシュロンが世界中を駆け巡りながら、首謀者サディーク率いるブラックリストの野望を阻止する。

良かったところ

  • 映画のような演出で展開されるストーリー

世界を掛けるストーリーは順を追いつつミッションごとに分かれており、様々なロケーションで潜入任務をしていくことになる。映画さならがの大物の日本語吹き替え声優が担当しており、より迫力や臨場感が感じ取られ常に続きの展開が気になるので一つの映画作品を観ている気分になる。

  • 様々な潜入スタイル

 ゴースト、パンサー、アサルトの3つのプレイスタイルでプレイでき。静かに無力化するか派手にキルするかをプレイヤーが選択することができる。またそれぞれに一定のポイントを満たすと実績を取ることができるので、一貫したスタイルでミッションを攻略していき達成した時はやり遂げた感がある。

  • 豊富な潜入ルートとカスタマイズの多さ

 立体的な構造をしており、遮蔽物を利用しながら物陰に隠れつつ進んでいったり、ヘリやパイプに捕まって裏から回り込んだりと選択肢が多く独自の戦略で楽しさがある。またカスタマイズも多様で睡眠ガスやスタンガンなどのガジェットから任務スーツ、武器も細かく調整できるので自分なりのスタイルで潜入できる。

気になったところ

  • 吹き替え

 正しく翻訳されていないところが少々目立った。具体的には「コピー」は「了解」と洋画でも翻訳されるのだが、今作品はそのまま直訳で「コピー」と言ってしまうなど気になる部分が多々あった。ゲームプレイには影響は無いとはいえ、有名な声優さんを起用している分少々もったいないと感じてしまうところであった。

  • 誤操作しやすいボタン配置

従来のボタン配置に比較して少々クセのあるボタン配置になっている。具体的にはAボタン(XBOXコントローラー)長押しで移動でダッシュ、R3でリロードなど、慣れるまで少々違和感のある操作方法である。また同じボタンでアクションがかぶることがあるので、例えばドアの下からカメラで覗こうとした時、誤ってドアを開けてしまうなど、同じボタンに該当するものが比較的多いため操作ミスが連発しやすい。

総評・まとめ

あまりプレイしてこなかったステルス作品であり、ブラックリストから初めてプレイしたが、潜入のしやすさと映画のような演出に感動したことを覚えている。カスタマイズが豊富で様々な戦術で攻略していく面白さが非常に楽しく、定期的にはプレイしたい傑作。また過去シリーズを知らなかった自分でもストーリーを思いっきり楽しむことができた。

公式動画

動画はUBIJAPAN様より

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