【感想・評価】オリとくらやみの森をプレイして思ったこと・クリア後レビュー

◆概要・どんなゲームなのか?

2015年3月にマイクロソフトが販売・MoonStudiosが開発したアクションゲーム。

主人公精霊のオリはニブルの森に突如として訪れた悲劇から世界を救うために闇の根源に立ち向かう。危機に瀕した際に大精霊は最後の力を振り絞ってオリに全てを託した。

各地を巡り3つの重要なものである「エレメント」を集めに行き精霊の力を取り戻すのが本ゲームの目的。道中出会った精霊のセインと共に旅に出る親なき子の冒険。

く。

◆良かったところ

程よく緊張感がある死にゲー要素を含んだ探索の楽しさ。

水彩画的で幻想的なキレイなグラフィックが特徴の本作は、アクションを駆使しながら先に進んでいく。途中精霊の力で身につけた新アクションを覚えながら道中にあるパズルや謎解きをしながら奥に進んでいく。またマナを使って簡易セーブ地点を作ることも出来るので、やり直しがしやすくテンポが良い。

オーケストラで印象的に残るフレーズが多いBGM

本ゲームの幻想的な世界観をオーケストラなBGMが最大限に盛り上げてくれる。どれも聞いていて非常に楽しくフレーズが耳に残るものが多い。特に脱出シーンで流れてくるメインテーマのフレーズを含んだ「Restoring the Light, Facing the Dark」は演出も相まって名曲である。

・攻撃・サポート・アクションの3つの系統から選べるスキルツリー

それぞれのツリーは順番に開放していく形をとっている。敵の撃破やマップ探索で経験値を稼ぎ一定に数を集めると、ポイントが1つ溜まっていくこの手順を繰り返して能力を開放していく。少しづつアクションの幅が広がり、オリの成長を実感するので操作がしやすくなる。またどの系統から上げるかは自由なのでバランスよく取得しても良いし、1つの毛糸を最大まで上げてから他に手を出しても良い。

◆気になったところ

・戦闘は比較的地味なところや、中間セーブ地点の悪さ。

セインによる攻撃しかないのでバリエーションはない方。またソウルを消費して作った簡易セーブ地点は設置する場所やタイミングが悪いと、やられた時にカットシーンを毎回見ることになる。初見でもスキップ出来るようにして欲しかった。またソウルと呼ばれるものを消費しないとセーブが出来ないため、場所によっては詰みかけるところがあるのが難点。

◆総評・まとめ

この作品で初めて知った制作会社だったが完成度の高さに驚いた。

シンプルながらも派手なアクションが出来るところは楽しく、特に「打撃」を使ったアクションはこのゲームの最大特徴とも言えるくらいに良い。

BGMも弦楽器やピアノが交じるオーケストラで印象に強く残るのでどれも聞いていて楽しい。

また、後に追加要素を含んだ完全版であるDE版では、ダッシュやワープが追加されたのでより更にテンポよく遊ぶことが出来るようになった。

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