【感想・評価】ラストオブアスをプレイしてみて思ったこと

 2013年6月に『アンチャーテッド』シリーズで有名なノーティドッグが開発・SIEが販売したPS3ソフト『The Last of Us』

 ある事件をきっかけに病気が広まってしまった、その途中に主人公のジョエルは娘を喪ってしまう。それから20年の歳月が経ち、とある組織から細菌に対する抗体を持った少女エリーを運んでほしいと頼まれる。

【良かった点】

  • 非常にテーマ性のあるストーリー

 今作の一番のメインと言っていいところ。親子ではないジョエルとエリーがどの様な行動を共にして、またプレイヤーはどのようにして干渉していくのか。荒廃した世界で、問題だらけの出来事や思い通りに中々ならない事情、様々な葛藤を抱えながら、二人で生き抜いていき目的地を目指す。

  • 最高水準のグラフィック

 グラフィックはPS3史上最高とも言われるぐらいにとてもキレイ。モーションキャプチャーを使用しておるので、表情や動きが非常に細かく描写されており、それに伴って物語の深みと緊張感がより増してくる。

  • 操作性

 ハンターや感染者に見つからないように素早く装備を整えられるようなUIになっている。素早く火炎瓶を作ってすぐに動くといった機敏な対応が出来るので、サバイバルする上での煩わしさを感じないのは非常に良いところ。

総評・まとめ

 少ない物資でやりくりしながら目的地に進んでいき、そこで出会う様々な物語に触れながらキャラクターとして同時にプレイヤーとして大きく刺激を受ける作品だった。

 ジョエルは”主人公”であるが”ヒーロー”ではないので、ある種の「動きづらさ」視点がブレるので銃の撃ちづらさ、背中の部分はほとんど見えないなどがゲーム全体として緊張感を持ちつつ物語に深みを与え新規IPとして大成功を収めた。

 最後にジョエルが言った最後の言葉をどう捉えるかでそれぞれのプレイヤーに与える印象が変わってくる。正解のないゲームとして非常に印象に残り今でも大好きなゲームとなっている。

公式動画

2013年トレーラー
メイキング映像

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