【感想・評価】ウィッチャー3 ワイルドハントを遊んで思ったこと・クリア後レビュー【The Witcher 3: Wild Hunt】

Game

どんなゲームなのか?

ポーランドの著者が書いた原作を元に制作されたゲーム。CDREDprojectが開発・販売を担当。販売も自社で担当しているだけあって、規制表現がかなり少ないのでかなり攻めた表現も多い。

良かったところ・面白かったところ

 ゲラルトを主軸とした物語の会話が面白い。セリフはユーモアがありつつ皮肉もまじりつつで聞いていて飽きない。途中会話の選択肢が出てくる。白文字は詳細なことを知ることができ、黄色文字はどれを選択するかによって重要な会話や後に影響を及ぼす事がある。些細な選択が国や政治を巻き込んでストーリーが変わる。

翻訳が素晴らしい。

違和感のない丁寧な日本語翻訳。海外ゲームは翻訳が部分的におかしいところがあったりするのだが、全く違和感がないくらいにウィッチャーの世界観に自然に溶け込んでいる。役者の演技もあってキャラや世界の魅力にしっかりと入り込む事ができる。

気になったところ

 基本的に大きな経験値はクエストでしか手に入らないにも関わらず、クエストに書かれたレベルから5レベル以内(6レベル以上になると)取得できる経験値がおおよそ20分の1大幅に減少してしまう。オープンワールドで色々と冒険できるにも関わらず、クエストで制限をかけられているようで少々やりづらい。

まとめ・総評

 正直買った当初はそこまでハマることなく途中でやめてしまった。また序盤の陰鬱で暗い展開も相まって継続するのがきつかった。ただそこから買ったからにはしっかりとプレイしてみたかったのもあり、ダークファンタジーも今までやったことがなかったので一度くらいはしっかりとやってみた方。結果として累計500時間、本編+DLCも合わせてだいたいのルートは体験するほどハマった。

 物語自体は育て娘を助けるというシンプルではあったが、世界観の理解が初見ではかなり難しく専門用語も多いので人物・地名・モンスターなどどれのことを言っているのかわかりにくかった。プレイヤーの介入で主人公だけでなく、世界の展開も大きく変えてしまうのは自分も物語の一部に入り込んでいる感覚があり強く印象に残った。 戦闘操作は調合したオイルや霊薬を使ってモンスターの弱点を理解して戦術的に戦うことが出来たので地味な部分はありつつも面白かった。

タイトルとURLをコピーしました