ピースウォーカーの出来事から1年後。とある出来事によってチコとパスが囚われているので救出作戦に向かうことになった。キューバにあるブラックサイトが本作の舞台となり、主人公ビッグボスとして潜入して作戦を遂行していく。
【どんなゲーム?】
今作の潜入部隊であるブラックサイトを自分で戦略やルートを考えながら、自由に潜入することができる。しゃがみやホフクで移動しつつ、遮蔽物を利用しながら任務を遂行していく。
【良かったところ】
- FOXエンジンによるキレイなグラフィック。
フォトリアルな描画によりキャラクターや建物が非常にリアル。特に光と影の描写にはこだわったようで、非常に鮮明で非常にキレイ。
- 新しくなったの操作性とアクション
今作は非常に操作しやすい。中でも一番操作しやすくなったのがわかりやすい箇所が、移動しながら姿勢をしゃがみやホフクに変えることができるようになったこと。
従来のシリーズではスムーズな姿勢変更はできなかったので、より潜入している印象を受け非常に潜入している感じがあって楽しい
- 今までにない自由な潜入方法
今回はどこからでも自由に潜入することができる 正面の道路を直進することもできるし、迂回して遮蔽物や物陰を利用しながら進んでいくことができるなど、色々なルートを構築できる。
また、車両やトラック、装甲車にも乗ることができるので、正面突破して遊ぶのも楽しい。
【気になった点】
- 新しい操作だけにまだまだ荒削り
システムが大きく変わっただけあって、目立つ部分も多かった。特に操作性については、物陰付近でエイムをすると、勝手に立ったりしゃがんだりしてしまうので、それにより発見されてしまうことが多々あった。
また壁に近づくとカバーという張り付き状態になり見つかりにくくなるのだが、張り付く判定が少々難しく、端の方まで行ったときにカバーが外れてしまうこともあった
- ボリュームは少なめ
序章ということもあり、ストーリーだけを追いかけるとすると3,4時間程度で終わってしまうほどのボリュームなので、非常に少ない。
また舞台はひとつだけなので周回プレイをしない人にとっては物足りなさを感じてしまう。
【総評・まとめ】
新しいメタルギアを位置づける作品となった。初見プレイは雰囲気が大きく変わったメタルギアになるので、非常に新鮮で楽しむことができる。しかし序章ということもあり、ボリュームは少ないのでやり込まない人に。
ただGZをプレイすることによって、TPPのゲームの雰囲気や捜査感が想像しやすくなったので、ファントムペインが一層楽しみになった作品であった。
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